阪神淡路大震災のときを思い返した

2022/03/19

地震が起きたとき

長野では、とても長い揺れを感じた。

すぐにテレビつけて震源地を確かめると

また東北!しかも大きかった。

 

家に帰って来て聞くと、

兵庫では、ぜんぜんわからなかった、と言う。

 

私は、ベッドの上で揺られながら

阪神淡路のときを思い出していた。

私は布団の上で動けず

ダンナが、ふんばって、背の高いタンスを押していた。

家じゅうの柱が、ボキボキ折れそうで

このまま死ぬのかな

ということも考えたのだった。

 

あの震災でお子さんを亡くされたかた

本当に大変だった。

病気で亡くしても、

親だけ生き続けることが、大変なのに

同じ家の中にいて

子どもだけが犠牲になるなんて

親は、いくら無力で無抵抗であっても

やはり自分を責め続ける。

 

阪神淡路では津波はなかったので

どの位置に寝ていたか、だけの違いだったりする。

「運」という言葉が

特に酷な別れだと思う。