生きている親子はやり直せる

2022/03/20

ドラマ「妻、小学生になる」では

ことの真相が明らかになるとともに

ストーリーも終盤にさしかかってきた。

 

今回は、亡くなった女性から、憑依された側の

小学生の少女の胸中が語られた。

もともと少女は、内向的な女の子だったようだ。

ところが、ある日、

快活で有能な女性のたましいが乗り移ったことで

体は小学生のまま、様変わりしていた。

 

その変化を、少女本人も捉えている。

明るくて

元気で

頭がよくて

しっかりしてて

みんなに人気で

 

「だから思ったの。

ママがなってほしいのは、あの子なんだ。

だから、うちに帰るのやめよう」

 

母親から冷たくされ続け

淋しい思いをしてきたことが、よくわかる。

でも母親は、今回、「憑依」でわが子を手放して、

初めて心を入れ替えていた。

 

「ちがうよ。

ママがずっとずっと会いたかったのは

今のマリカだよ。ここにいるマリカだよ」

そう言ってくれた。

 

「ごめんね、マリカはそのままでいい」

とも言ってくれた。

 

見ていた私は

この母親を、まだ許し切れていないのに

ぼろぼろ涙をこぼしていた。

 

よかった、という思い半分

いいなあー、という思い半分。

 

憑依だろうが、家出だろうが

生きてさえいれば

親子は、やり直しが効くんだなあ。

取り戻せるんだ。

 

私の後悔や自責は

亡くなってからのものなので

どんなに改心しても

やり直しは、ない・・・