担任のひと言に親は影響を受け続ける

2022/06/15

昨日書いたような、

思いやり深い保育士さんに感激するには

いくつか理由がある。

また別のお母さんのこと。

 

お子さんが白血病と診断された。

遠く離れた大きな病院に入院になるが、

小さいのでお母さんの付き添いが必要。

お母さんも一緒に入院する。

下に、さらに小さい子がいたが

親戚に預け、その子は保育園に入った。

 

身内が一丸となって協力し合い

お母さんは、わが子の病気を治すことに懸命だった。

そんななか

お母さんが保育園の個人懇談に行き

担任の保育士から言われたのは

「愛情が足りない」

 

なんと酷な言葉・・・

 

のちに、闘病したお子さんは、亡くなった。

 

お母さんと下のお子さんの暮らしが始まるが

お母さんは、ずっと苦しまれていた。

一人を亡くし

もう一人も

まともな育ち方をしないかもしれない・・・

 

そんなはず、ないじゃない。

愛情が足りないんじゃなくて

動かしようのない大きなことが家庭を襲っていた

そのとき、一番ほしいのは、

親への理解だよ。

 

とってもいい子に育ちました。

私は証言します。