手紙を書くことを先延ばしにしてはいけない
2022/07/21一昨日(7/18)の日記に書いた、谷先生の思い出の続き。
私は、ある機関紙に寄稿をしていて
どうしてもネタがなくて、困ったことがあった。
そうなると、スキーのことを書くしかない。
(この日記でも、その手をしょっちゅう使うが)
活動と無関係なのに、熱を入れて書いてしまい
ちょっと気まずい感じがしていたとき
発行元から、「谷様からファックスが届いています」
と連絡があった。
谷様?どこの?? 誰だろ・・・
と思っていたら、
谷荘吉先生からだった。
「大変興味深く読ませていただきました」
という一文に続き
先生もスキーがお好きで、熱中されたこと、
スキーの思い出が綴られていた。
読んでくださっていたことも、嬉しかったが
こうやって感想を送るなど、私はしていない・・・
その心の深さに敬服するとともに
わざわざ私なんかに、という思いもあった。
それなのに、
私はお返事を書かなかった。
うちにファックスがなかったのを、いいことに
お手紙書こう、と思って
そのうち、そのうち、と思っているあいだに
先生、亡くなられてしまった。
ものすごく後悔している。
気にかけてくださっていたのに。
ご病気されていると聞いていたが
あまりにも早かった。
私は、よほどのことがないと手紙を書かない。
メールできる人には、メール。
電話できる人には、電話。
そのどっちも使えないときには
手紙を
先延ばしにしてはいけないと教えてもらった。