あえて小さくしてから人にたのむ兄弟

2022/09/21

叔父は、「事実を言っている」と言いながら

普通は、人が言わないようなことを、

平然と言う点について、書いたが

叔父を通して、父の(嫌だった)こと、思い出した!

 

父は、遠慮になっていない遠慮した言い方、をする。

私はそれが、嫌だった。

たとえば昼ごはん。

 

「大したもの作らなくていいから」と言ってから

「カレーでいい。あとサラダとフルーツでもあれば」。

カレー作って、サラダ作って、フルーツも用意したら

こっちは結構、手間がかかる。けど!

大したこと頼まなかったことに、勝手にしてしまう。

だから、大して感謝もしない。

 

叔父が今回、父に近いことを言った。

台風のとき、わが家の車は、

駅前の立体駐車場に移動させ、避難させておく。

叔父も、車で来て、その駐車場に止める。

でもわが家は、2台のうち1台は、家に置いておいた。

叔父を迎えに行くために。

 

叔父は、駐車場に車を止めてから、

「着いたけど、どうすればいい?」と電話してくる。

歩いて来て、とは言わないこと、わかってて、

「迎えに行くよ」と言ってから

「歩いて行ったほうが良ければ、歩くけど」と言う。

「車で行くから」と言うと

「じゃあ、買い物のついでにでも来て」と言う。

買い物も、ついでも、ないし。

でも、「ついで」でいい、と言ったから

「わざわざ」来てもらったことには、ならない。

 

こういったことを表す言葉が、すぐ思いつかないが

おそらく、

矮小(わいしょう)化、が相当するだろうか。

ものごとを小さくする

あえて小さいものとして扱う

という意味。

 

あの2人は、個性はちょっと異なるが、

共通して言えるのは

人のことが、ほとんどワカラナイ。