「お金じゃない」と思って仕事している人

2022/10/25

きょうも整体に行った。

先生は、先々月に、交通事故に遭われ

仕事をほとんど入れておられなかったことを

初回、私は知らずに電話をしていた。

 

弱弱しい声を絞り出すように、

困り果てている旨、留守番電話に入れておいたら、

そんなご体調にもかかわらず、

折り返しかかってきて

しかも家まで来てくださったわけだが

きょう聞いた話に、びっくりした。

 

事故で意識なくし、ドクターヘリで搬送された

というから重症だったのだ。

なのに、みるみる回復していったようで

おそるべし不死身。

 

人を助けるために生きている人は

生かされていくのだなあ、と思うとともに

私ごとき、ぎっくり腰患者のために

ご無理していただき申し訳ない

と思っていたところ

「坂下さんも、人のために動いている人だから」

と言って貰って

正直、うれしかった。

 

詳しくは話していないのに

そのように受け止めてもらえて。

 

実は、ほとんどお金をとってもらえず

物を持って行っても、返され、

「お金じゃないんです」

とおっしゃる。

 

私も、(仕事ではないが)遺族支援については、

ずっとそう思っている。

 

本当に困ったときに巡り合った人が

同じ気持ちで行動している人だと

身も、心も、救われるようだ。