ドラマで同じ名前が出てくるだけで嬉しい

2023/03/14

朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」で

主人公の舞ちゃんは、

努力の末にパイロットの資格が取れたのに

父の急死で、実家の工場を継ぐことになった。

 

この件に関し、知人は、

「最終的にはパイロットになるはずやで。

でないと、ドラマとして成立しない」

なんて自信たっぷりに断言しているが、

その気配はないまま、舞ちゃんは第一子を出産。

 

女の子の誕生で、

名前の候補が7つ挙がった。

「舞ちゃんは、どんな子に育ってほしいの?」

と尋ねられ、

「何があっても力強く前に進んで行く子に」

そう答えたことから、選ばれた名前は

あゆみ(漢字で歩)。

 

私、うっわ!と歓喜した。

そうそう。私も似たことを言ったわ。

「何があっても、生き抜いてくれる子に」

 

ドラマの歩ちゃんは、その日のうちに2才になり、

うちのあゆみの歳を一気に越してしまった。

 

あゆみも、生きられるはずだったのに・・・

そんなこと考えてしまい

あ、ごめん!とかき消した。

あゆみは何も悪くないし、

生き抜いてくれた

そのことに違いはないのだから。

 

ドラマでは、歩ちゃんのおじいちゃんが

生まれたばかりの歩ちゃんを見るなり、涙ぐみ、

「この子に会わせてくれて、ありがとう」

と言って、ぽろぽろ涙を流すから

私も、泣いてしまった。