2億8千万円で救急車は何台買えるだろう

2023/06/20

関西の高級住宅地、芦屋市は誰でも知っているが

(私が住む尼崎は、隣の隣なのだけど~)

箕面市も、そうだと私もあんまり知らなかった。

 

箕面市に住む高齢男性が、箕面市に多額の寄付

をしたという記事を見た。

2億8千万円!

 

この男性は、87才。

「あと2~3年しか生きられへんでしょ」

と寄付を申し出たそうだ。

えらいーーーー

 

えらい!と思った1番の理由は

欲というか、我というか、執着というか、そういった

しがらみから解き放たれているのを感じたこと。

先日会議でご一緒した85才男性は、

「運転免許だけは離せません」て。

社会的にはとても偉いお方なのだけど

えらいと思えなかった理由が

きょう、よくわかった気がする。

 

87才から何年生きるかなんて、わからない。

100才なのかもしれない。

でも、このくらいの年齢になったら

大そうなものでも、すっと手放せるって

いいな、と思うし、

しかも人のために、箕面市のためにと

何のためらいもなく差し出せるって、

美しいとも思った。

 

「救急車とかに」というご意向だけれど、

寄付してもらったお金で買った救急車が、

十分活用できるようであってほしい。

 

あゆみは、119番したら救急車は来たけれど

受け入れ先が、ぜんぜん見つからなかった。

 

モノはあっても、

医療体制、人員の整備がなされていなければ。