育てにくい赤ちゃんを引き取ったことから

2023/07/10

北海道にも「赤ちゃんポスト」ができていたこと

知らなかった。

知ったきっかけは、

預けられた赤ちゃんが適切なケアを受けていなかった

という記事を見て。

 

えーーーと思うが

この赤ちゃんは、

染色体異常による障がいがあり、

ミルクが上手く飲めない赤ちゃんだった。

そのため体重が増えず、入院することになった。

 

幸い退院できる状態まで回復したので

預かって育てていた「ポスト」の主宰者のところへ

戻ったらいいんじゃないのかな?

と思うが、そうはいかないらしい。

けれども受け入れ先は決まらないらしい。

 

この「ポスト」、開設が認められておらず

行政から何度も中止の要請があったが

開設に踏み切った市民活動。

 

有名な熊本の「赤ちゃんポスト」だって

公認されずに実施に踏み切り

多くの命を救って、護ってきたのだから、

もっと行政も協力的であればいいのに。

 

主宰者の女性の覚悟は相当なもので、

この赤ちゃんを育てていくつもりであるし、

ここの「ポスト」は外と繋がっておらず

自宅の一室に設けられている。

じゃあ、どうやって「ポスト」に入れるのか?

365日、24時間、

自宅に鍵をかけず、出入りできるようにしている

というから、ビックリ。

 

その防犯上の問題も、

開設を認めない理由の1つに含まれているから

難しいところだ。

 

ほかにも健康上の問題、

将来の、出自を知る権利の問題、

いろいろあるにしても、

今、命を落としてしまいそうな子どものこと

居ても立ってもいられず

活動に乗り出していく人の気持ち

私はわかるなあ。

 

自分にも、そういう時期があった。

(つづく)