「もっと自分を幸せにしてあげればよかった」

2023/10/14

長年、終末期医療に携わる看護師さんが書いた本に

こういうくだりがあると聞いた。

人生を振り返って思うことのなかで

「後悔」を示す事柄が5つ。

私は、その5つめに、じーんときた。

 

その1.もっと自分に素直に生きればよかった

その2.もっと自分の感情を出せばよかった

その3.こんなに働かなくてもよかった

その4.友だちと連絡を取り続ければよかった

その5.もっと自分を幸せにしてあげればよかった

 

3は、男の人に多いかな。

 

4は、縁が切れた友だち、たくさんいるけれど

あゆみが亡くなって、長い間

年賀状を出さなく(書けなく)なったとか

集まりに行けなく(楽しめなく)なったとか

そういうことがあってのことで、

でもこれは、あゆみのせいなのではなく、

自分の選択だったのだから

まあいい。後悔していない。

 

1と2は、これからもっと心がけるといい。

 

5が、もしかしたら

一番容易ではないのかもしれない。

暮らしに不自由はない。腰くらいで。

でも、私は幸せだろうか・・

自分を幸せにすることと

手放すつもりのない「かなしみ」の持ち方は

密接に関係しているようで

改めて、考えてみようと思った。

 

「かなしみ」と共に生きる

という表現は、よくなされる。

でも、生きるを、どう生きるか?までは

あまり言及されていない。

 

かなしみも大切に

自分も大切に

最期の時に、「幸せな人生だった」

と思えるような生き方

これから心がけてみようかしら。