ずっと気になっている25才の女性のこと

2023/11/12

私も大好きだった「宝塚」で

現役娘役さんが、おそらく自死に追い込まれ

歌劇団は、当初、いじめはなかった

と発表したが、のちに調査が始まったことで

ひとまず気持ちを落ち着けていた。

 

その間も、私は上演が再開されることよりも

亡くなった25才のお嬢さんのこと

ご家族のことばかり思った。

でも、ご家族も大ごとにはしたくないのかも?

という気はした。

娘さんが、夢を描き、夢をかなえた宝塚に、

悪感情は持てないのではないだろうか・・と。

 

ほかにも危惧していたことは

もう一人、双子の娘さんが

現役の劇団員として宝塚にいる。

この人の立場を考えると

親は悲しみをこらえ、身をひそめるしかないのかも。

 

そんなことはなかった!

親御さんは「遺族の訴え」という書面を公表された。

想像を超えた実態が明らかにされたが

そのなかで、残念でならない事実を知った。

 

親御さんは「もう行かなくていい。辞めたらいい」

と言っていたということだが、

亡くなった方は、今年の夏に引退する予定だったそう。

ところが、2人突然辞めてしまったために

来春まで延期することになった。責任上。

 

こんな番狂わせがなければ

死なずに済んだかもしれない。

おそらく、そう。

 

親が行くのを止めても、

そんなことできない、と涙を流して訴えた

という真面目で責任感の強いお嬢さん。

それはそうでしょう。

ものすごく厳しく、鍛え抜かれた人たちだから。

 

強いひとほど

辞めること、逃げることが

ものすごく難しい。

 

大正時代から続く、宝塚歌劇の存在は

とても大きく、大事で、大好きだけれど

今の私は、

生きる道を絶たれた一人のお嬢さんのほうが

大事に思える。