母親は死ねない仕組みになっているようだ

2023/12/04

妻を亡くした(亡くす)夫がたまらなく辛いように

夫を亡くした女性も、深く悲しみ、

生きる意味を見失うほど憔悴しきった方を

私は何人も知っている。

だから

夫婦の別離とは、耐え難いものである

と認識しているが、

その後、妻が命を縮めているか?

というと、

それはちょっと違うようで

大体、長く生きていかれるように思う。

 

どんなに辛くても生きられるのが、女性

ということでもあるかもしれない。

 

では配偶者間の別れではなく、

母と子であればどうだろう?考えると

子が亡くなると、それはもう母親は、

筆舌に尽くしがたい悲嘆に陥る。

何歳の子であっても。

 

それでも、やっぱり、生きていき、

生きていけるのが、母親なのだろう。

 

ただ生きているわけではない。

「そばに行きたい」

「迎えに来て」

「行かせてほしい」と

何度強く願っても

叶えられないから、ともいえる。

 

叶えられない=死ねないように作られている?

ということだろうか・・