あとどれだけ自分が生きるのか考えた頃

2023/12/17

心療内科クリニックで、元患者がガソリンを撒き、

院長を含む26人が亡くなった事件から

2年が過ぎたきょう

遺族の声などが載った記事が多く出された。

 

その中で

「娘は突然殺され、普通の暮らしを奪われた。

絶対に許せない」

というコメントに対しては

そりゃそうだろう・・・と思った。

 

一方、

「一生懸命、毎日を生きていくことが弔いになる」

というコメントに対しては

わずか2年で・・・?と思った。

 

いずれも娘さんを亡くされている。

だから続き柄も関係性も同じ。

 

後者のお母さんは、先のお母さんより

20才以上年上の、84才。

私の母が亡くなった年齢だ。

 

84才からも、一生懸命生きて行こう

と思えるところがすごい

と思うのと、もしかしたら、

生きる長さによるところもあるだろうか・・

 

あゆみを亡くしたとき

思ったことを思い出した。

あと、まだ、人生の半分以上残ってて

これまで生きてきた長さより

もっと長く生きなければならないのは

残酷過ぎる。

 

そうして呆然となりながらも生きてきて

最近思っていることは

あとあんまり生きなくてもよくなったな、

ようやっと。

 

だから、このくらいの時期からは

もっと丁寧に生きること

考えたほうが良いかもしれない。