大切な人ひとりの命の重さ

2024/01/25

宝塚歌劇団が、劇団員の自死のこと

パワハラの影響を認めた。

長くかかったが、ようやく。

 

ご両親がんばられたし

世間の見守りもあったと思う。

中の、仲間の応援もあったかもしれない。

 

一人の無念の死が

巨大な組織を動かした。

一人の命の重さ、大きさは、

それくらいのものだと思う。

 

この発表があった同じ日に

京都アニメーション放火事件の裁判が行われ

死刑判決が出た。

こちらは、36人もの命が奪われている。

 

大切な人の死で

受ける影響(グリーフ)の強さは、

亡くなり方が大きく影響する

といわれている。

 

突然であること

痛ましいかたちであること

被害によるもの

 

つらい条件が揃い過ぎている・・・

 

罪が明らかになることは

一つの目標を通過することはできても

遺族にとって、

生きている限り終わりはなく

癒えることも

ないのではないだろうか。