子どもって、素直で非力で切なくなる

2024/02/04

北海道でお借りした野中の一軒家

の持ち主のかたとお話しして

切なくなった。

 

子どもって・・・

と思って。

 

見渡す限り白銀の平原

店も、家さえもなく

小学校はあるのかな?

と思って尋ねたら、

15キロ先だと。

 

統廃合されて

歩いて行けなくなったから

スクールバスが迎えに来るようになった。

ところが!

急な悪天候でバスが走れなくなったとき

突然休校になり

この連絡が行き届いていなかった。

 

吹雪で、

おそらく氷点下10度とかの中

子どもは、道端でバスを待ち続けた。

 

親は、

バス来ていると思って

仕事していた。

牛舎に入って牛の世話。

 

子どもは、待ち続けた。

心細くても

信じて。

寒くて凍えても

学校には行くものだと思って。

 

このとき、危なかったという。

 

同じ日本と思えないほどの

自然の厳しさ。

どこに暮らしても

子どもって、素晴らしいし

非力で切ない。