公園に行って「わたし」が全部繋がった

2024/02/16

いつも通る大きな公園沿いの道を

きょうは、中を通ってみた。

何となく。

遊んでいる子がいなかったから。

 

子どもの頃、毎日遊んでいた公園だけど

何年ぶりだろう。

ずいぶん様変わりしていた。

 

出入口が広い坂(バリアフリー)になって

トイレが綺麗になって

ベンチが増えて、、、

でも、ブランコは、昔のままの位置。

 

私が低学年の頃に、

新しくできた素敵な遊具が

そのまま原型をとどめていた。

ジャングルジムと、多機能の遊具を一体化させ

当時、これ作った人、すごい!

と思った。

 

おもしろくて

よじ登っては下り、ぶら下がり、滑り、

日が暮れるまで遊んだことが

蘇ってきた。

 

短いスカートのすそを

ブルマのゴムの中に入れていたこと

なんかも蘇った。

 

ふと思った。

ぜんぶ繋がってる・・・

どこも途切れていない。

 

なのに、

私は、あの時から

別人になったような

別の人生を歩き始めたような

私が私ではなくなった

そんな気がしてならなかったが

公園に来て、わかった。

 

子どものときの私も

大きくなってからの私も

結婚して、親になってからの私も

あゆみを失ってからの私も、

ぜんぶ私なんだなあ、と。

 

良くない私もいたけれど、

それも私、でいい。