「助かる病気」と言われるとつらい

2024/02/20

白血病で、お子さまを亡くされた方から

闘病の経緯を教えていただき

とても残念な事実を知った。

 

骨髄移植が必要な病気であるため

白血球の型が合うドナーが見つかるまで探す

ということは知っていたが

最適なドナーが見つかったのに

移植は叶わなかった、とのこと。

 

そんなことも、あるんだ・・・

その後、別のドナーから移植を受けて、

再発を経て亡くなっている。

 

白血病は、

「亡くなる病気から助かる病気になった」

と言われるが、

そんなことはないと私は感じている。

 

私が所属するスキークラブのメンバーも

この病気で亡くなった。

とても健康で、人一倍元気だった。

この人こそ、骨髄移植が成功すると

誰もが考えたと思う。

 

適合率は

親子では難しく、兄弟姉妹のほうがいい。

それでも25%。

私の知人は双子だった。

何という幸運の持ち主!

双子の弟さんから移植を受けて

それでも、亡くなった・・・

 

私は、大切な人を亡くした人とばかり

出会う立場にいるから

「助かる病気になった」

と聞くようになるのもつらいし

助かる病気で亡くなった、とは

思いたくないのかもしれない。