命が助かってから生きるのがつらくなる

2024/03/11

きょうで東日本大震災から13年。

多くの人の生死をわけた災害だったが

避難所生活のなかで

ご主人を亡くされたかたの記事を見た。

 

不思議な感じがした。

避難所にいたということは

被災地から生き延びようとここに来た人。

ところが、ご主人は自ら命を絶っている。

 

その要因と思われることは、2つあった。

1つは持病の悪化。

薬が必要だったが、持って逃げられず

悪化した。

もう1つは環境の変化。

原発事故のため、暮らしていた地域に帰れなくなった。

 

治らない病気を抱えて生きることは

死ぬほどつらいことかもしれない。

 

住み慣れた場所を追われることは

死ぬほどつらいことなのだろうか・・・

 

どちらが?ではなく

2つ合わさったから

限度を超えたのかもしれない。

 

「死ぬほどつらい」

の度合いは、

その人にしかわからないものだ。

そして、黙って行ってしまう・・・

 

私が普段接している人たちは

死にたい、とは言っていないが

行きたい、は毎日のように言っている。

行きたいとは、わが子がいるところへ。

 

記事を見ながら思った。

黙って考え続けること

心に良くない。

 

いくら言っても行けないのだけれど

行きたい、行きたい、会いたいと、

言ってくれているのがいい。

そうして、どこにも行かないでくれたら。