まだ歩けなければ事故に遭わなかったのに

2024/03/10

まだ夜が明けない早朝に

1才11カ月の男の子が、一人で国道を歩き

トラックにひき逃げされる事件があった。

 

こんな時間に、何で一人で?

と思うが

お父さんは、お母さんを仕事に送って行き

おそらく、目を覚ました男の子は

両親を探していたのだろう。

 

親子はベトナム人。

ベトナム人だから、かどうか、わからないが、

日本人だったら、家の鍵をかけて出かけただろう。

泥棒が入らないように。

 

でも、なに人の子でも、

同じ行動をとるだろな・・・

 

この記事を見た人のほとんどは

逃げたトラック運転手が悪い

でも運転手は被害者でもある

両親の責任だろう

この3点に集中している。

 

私は・・・

ぜんぜん別のことを考えていた。

 

同じ1才でも

あゆみは、まだ歩けなくて

歩けるようになった姿が見たかった

歩けるようになるまで生きていられたら

と私は思っていたけれど・・・

 

この男の子も、

もうちょっとだけ小さければ

死なずに済んだのに。

歩いて外に行ったり、できなかったのに・・・

 

あ、あゆみも

亡くなったけどね、病気で。