脳死移植は決断したからには成功してほしい
2024/06/246才未満の女の子が、脳死状態になり
家族が臓器提供に同意されたので、
心臓や腎臓が摘出され、このあと移植される
という記事が出た。
6才未満の脳死移植は、36例目だとか。
痛恨の極みのなかで
よく決断されたなあ、と読ませてもらった、
そのとき、別の記事が目に入った。
移植用の心臓を運んでいたヘリコプターが
田んぼに落ちて、機体は大破。
乗っていた7人のうち
4人に重症を、3人に軽傷を負わせてしまい
そのなかに医師も含まれていた。
墜落の原因は、操縦ミスだった。
そして移植は中止に・・・
この記事で伝えられている被害は
7人の怪我のことで、死者は出ていない。
でも、記事では扱われていない、あと2人は
どうなったのだろう・・・
1人は、心臓移植を受けられなくなった患者さん。
このあと亡くなったかもしれない・・・
もう1人は、心臓を提供した患者さん。
病院で脳死になったけれど、心臓は生きていた。
本当の死は、病院ではなく移動中。
ご本人も無念だろうし、
大きな決断をしたご家族は、
悲しいうえに、悔しい思いまで
されたのではないだろうか。