「あのころの私に言ってあげたい」こと

2024/09/06

昨日の、お絵描きの時間に

黙って絵を描いていたら、

嫁・姑の話になっていた。

 

嫁いだ先で、かなりいびられた話。

そんな姑、いるんやー

身内が全員そろっている中で

お嫁さんだけコーヒー入れてもらえないとか。

 

日々、何も言わず、言い返しもせず、

耐えて耐えて、先が見えなかった頃の話。

 

ん?なんか似たフレーズ

私よく言ってるなあ。

 

耐えても耐えても、先が見えなかった頃、

というのは、私にとっては、

あゆみが亡くなったあとだった・・・

 

その人の話は続く。

今は、姑さんも亡くなり、

羽を伸ばしてお絵描きに来ている。

次の言葉も、私にはすごく響いた。

 

「あの頃の私に言ってあげたい。」

 

その人の場合は

「この苦しみは、必ず終わるときがくる」

ということだった。

私の場合は、

「苦しみは、終わることはなくても

自分の腕の中にもてるようになる」

 

この苦しみは、むしろ

終わるものでも、終わらせるものでもない。

でも、あの頃の私には言ってあげたいな。

 

来る日も、来る日も、

朝から晩まで続く

おぼれるような辛さが、ずっと続くことはないこと。

だから生きていこう、

ということ。