「そばを離れないで」と若い私を説得する
2024/09/18泊まったホテルで映画を観た。
普段は、途中までで寝てしまうが
最後まで、引き込まれて観た。
高3の女の子が、
夜、お母さんと喧嘩して家を飛び出す。
雨宿りで入った小屋のようなところで
眠って、目が覚めると、
時代が、令和から昭和20年になっていた。
終戦前の、すさまじい時期。
特攻隊の青年に命を助けられ、惹かれ合い、
彼に必死に訴える。
飛び立たないでほしいと。
日本は負けて、戦争は終わるということ
彼女は知っているから。
でも、彼は飛び立って行く。
私は、映画を観ながら
こんな方法もあるのか、と思った。
時間を巻き戻したい、と日記にもよく書くが
私も、目が覚めたらあの頃にいて
未来を知らせることができたら。
私の場合は、
あゆみを育てている若い私に出会う。
2月6日金曜日の夜は、
あゆみの傍から離れてはいけないこと。
絶対に一人で寝かせてはいけないこと。
若い私に向かって
必死に説得すると思う。
はあ?って顔されたら、
押さえつけて、とどまらせるだろう。
あー、そうして
若い私と、今の私、二人で
あゆみを病魔から護る
そんなことが、できればなあ。
あの映画の現象でいけば
不可能なことではない。
「あの花が咲く丘で、君とまたと出会えたら」
という映画、悲しいけれど、
すごく良かった。