最後の最期までわからないことがある
2024/12/08昨日の「つどい」では
自分たちの親の話題になって
姑を激怒させたことは、昨日書いた。
次に実の母のこと。
母は、あゆみをとても可愛がっていたのに
亡くなったあと、
「いつまでも落ち込んでいてはだめ」
と私に言った。
もともと母とは上手くいってなくて
出来すぎる母親の娘が
出来なさ過ぎると、つらいもの。
ところが、あゆみが生まれてからは
関係が良くなった。
そして、あゆみがいなくなったら
元に戻ってしまった・・・
そうして年月が過ぎ、
あんなに出来る女性だった母が
帰り道で迷うようになり
同じものを買うようになり
あっという間に、
父のことを「誰?」と言うようになった。
誰のこともわからなくなってしまい、
最後まで覚えていた名前は
「あゆみちゃん」だけに。
あゆみのことは、忘れないんだ・・・
私は嬉しかった。
私のこと忘れてもいいから
あゆみのことは、忘れんとって!と思った。
「一番悲しかったことは
あゆみちゃんが亡くなってしまったこと」
と言ってから息を引き取ったので
私は、母のことが大好きになった。
生きている間に、もっと、
分かり合える関係でいたかった。