一人だけ亡くなると不条理感が増すように思えた
2025/06/13インディア航空の飛行機が墜落し
乗客242人のうち241人が亡くなり
1人だけ生存が確認されたとき
思った。
逆だなあ、あゆみのときと・・・
あゆみは、誰もが罹るような病気から
なぜか重症になって
そこからでも助かる子たちがいる中で
一人だけ亡くなった
という状況だったから。
もちろん一人だけではなく、
同じ冬に同じ病気(急性脳症)で
亡くされた親御さんと、後に出会うが
皆さん同じように言われていた。
なんでうちの子だけが・・・
大多数が助かるなかで亡くなると
不条理感が増すように思えたが
それは違うのかもしれない。
大勢亡くなった中に含まれたとしても
悲しみが軽くなるようなこと
決してないように思う。
不条理感が軽くなることも。
その子がいなくなってしまったことが
たまらなくつらいのだから
何人亡くなったかは関係ないだろう。
残された者が見つめているのは
何分の1ではない唯一人の子だもの。
それにしても
一人だけ助かった乗客は
自力で脱出したというから
生死の分かれ道が違いすぎる。