どうしても人形供養できず共に帰宅

2025/07/30

ホテルで朝食たべていたら

周りの人の携帯が一斉に鳴り出した。

私は部屋に置いてきたので

何が起きたのか分からずにいたら

外でサイレンが鳴り響いた。

津波って言った?!?

 

部屋に戻ってテレビつけたら

津波警報が出ていた。

11:30に3mの津波が襲うらしい。

 

どうしよ!目の前は海。

 

ホテルの人は、チェックアウト後も

部屋にいていいと言ってくれた。

それがきっと安全。

そうさせていただくことに。

 

津波は予定時刻より早く到達する場合がある、とか

繰り返しくる場合がある、とか

高台に逃げて!とか

決して戻らないで!とか

テレビは懸命に呼びかける。

怖くなってきた。

 

用があって帰らなねばならないし、

「命を守る体勢をとってください!」

と警告しているし、、、

そうしているうちに

宿泊客は次々と帰って行った。

 

私も出発するなら今だと思い、出た。

が、人形供養には行けない・・・

 

そのために行ったのに

持って帰ってきてしまった。

この子、私の家がいいと思ってる?

そりゃ困る。

 

困っているから

ちゃんと、きちんとお別れするために

一緒に出かけたのになあ。

 

今回は断念するしかなかったけど

また行きますよ。

今度は仏滅じゃない日に。

 

ふと思った。

あゆみの供養とか、まつりごととか

ちっともしないのに

よその亡くなった子にまつわる人形に

お金かけて、時間かけて、、、、

 

コワイ気がするから?

可哀想な気がするから??

よくワカラナイけれど

あゆみには、何もこだわらなくても

もちろん怖くないし

繋がっていれば、それでいい

という気持ちからだろうか。