自分を「最悪」に置かない心がけ
2025/08/17お盆に親戚が集まり
叔父の話にギョッとなった。
普通の人は乗らなかった頃から
叔父がよく飛行機で
出張に行っていたことは知っていたが
飛行機事故にも遭ったという話。
伊丹空港に2本目の滑走路ができた翌日のこと。
悪天候で、着陸寸前にまた飛び立ち
ぐるぐる旋回して
いつになったら降りるのか不安は高まり
ようやく着陸できた、と思いきや
強風で飛行機か止まらなくて
滑走路を飛び出してしまい
大揺れに揺れながら
ぬかるみに突っ込んでいき
車輪が埋まって、どうにか止まった。
生きた心地がしなかった、と。
でも、幸運だったと言う。
もし一日早かったら
滑走路の先には土の山があって
その山に飛行機が突っ込んでいたらしい。
そうだったのかー。
こういうのを、不幸中の幸い
というのだなあ。
捉え方も大事と思った。
最悪や〜!となり
機長の腕や判断を批判する人も
いたかもしれない。
叔父は、すべてに感謝したという。
操縦していた人にも、
客室乗務員にも
昨日じゃなかった巡り合わせにも。
気をつけよーと思った。
運が悪いような時
報われないような時
その出来事、背景の、どこかに
大きな感謝は見出だせないにしても
小さな感謝は、
ひそむ場合がある気がする。
そうして、自分で自分を
「最悪」に置いてしまわないように
心掛けてみよう。