急に「願いごと」と言われても

2025/09/11

やっとのことで人形供養に行くことができ

受付の女性(巫女さん)にお金を渡したら

小さな紙を渡された。

 

人形の形をした和紙。

綺麗だな、と思った。

なんだか厳かな気持ちになった。

 

住所と名前と願い事を書いてください

と言われて、えっ?

住所と名前を書くと、ペンが止まった。

 

あの人形に、私はどんな願いが??

 

いや、そもそも、どういう人形なの?

亡くなった女の子の代わりにされていた人形?

亡くなった女の子の人形?

お母さんが、何か願いを託した人形??

 

んーー、もし願い事をするなら

人形にではなく、亡くなった女の子にか?

「成仏できますように」的な言葉は

元々あんまり好きじゃなくて

今さら私が願うまでもなく

子どもは、ぜったい、良くないことには

なっていないのだから。

 

頭の中でぐるぐるしていたら

巫女さん、ずっと待ってくれていて

「何でもいいんですよ、人形のことでなくても」

と言ってくれたが、

ここで「いつかあゆみに会えますように」

と書くのは、もっと違うし、、、

 

「ほんと、健康祈願とか家内安全とか」

とまで言ってくれたので、

家内安全と書いた。

 

供養をしてくれるのは神主さんで

私は、成り行き上

届けるべきところへ届けた人。

あとは任せた。