「たとえ幸せの絶頂にあったとしても」

2025/11/27

子どもは優しくて、特に親に優しい

と先日書いたが

では親は、子をどのように思うのか

伝えるシーンが、ロイヤルファミリー

というドラマの中にあった。

 

婚外子がいたことを知った男性は

生活費や学費の援助を強く申し出る。

しかし大学生のその子からは

かたくなに拒否される。

自分を不幸だと思ったことはない、と。

 

しつこく援助を言うのは

やめることにするが、その時言ったのが

「お前は不幸ではないかもしれない。

でも幸せになって貰いたい

と思う俺の気持ちは、

たとえお前が幸せの絶頂にあったとしても

失せることはないんだ。

それが親というものだ。」

 

そうだなあ。

普通に同じ家で暮らす親子でも、そうで、

幸せになってほしい

ずっと幸せでいてほしい

幸せな人生を

と願い続けるものだ。

 

失って気づく幸せ

というものもあるけれど

いたときも

幸せの絶頂にあったときも、

あの子の幸せを願っていたことを

思い返せた。