相手の思いやりと自分の胸中がズレ過ぎて

2026/01/29

お供えの花のこと、さらに続き、

私のように年数が経った遺族が

まだ日の浅い親御さんから気付きを得ること

やはり、ある。

 

その方は、素敵なお供え花を

少し年数を経て貰い、つらくなった。

この話に、

「ふつう」は癒されるであろう花に

しんどくなる要素、どこにあるのだろう?

と思う。

 

聞いて、なるほど!と。

それは匂い。

 

ふつうは、花の匂いに癒される。

でも私たちは、

いい匂いであっても、

お葬式に繋がる匂いであれば

瞬時にあの日に戻される。

 

嗅覚とは、これほど敏感であることも

それまで生きてきた中で気づいていなかった。

 

御礼をきちんと言う。

感謝もしている。

ところが、してもらったことによって

つらさが増してしまう… このこと

くださった方は思いもしないだろう。

 

私の場合は

花によってお葬式の頃に引き戻される

のと少し違って

どんな花を見ても、貰っても、

癒されることが決してないことに苦しんだ

あの頃が戻ってくる。

 

このしんどさには

相手の思いと、こちらの胸中が

ズレ過ぎてしまうしんどさも

含んでいるような気がする。