当時の私に救急でかなえたかったこと

2026/02/25

子どもの命日が近づくと

心がざわざわすると聞く。

当日だけではなく向かって行くとき。

特に一周忌は。

 

私もそうだった。

居ても立ってもいられない感じで。

年々平常心を取り戻していったが、

それでもこの時期は、いつもとは違う。

 

明日が命日。

 

そんな時期に

小児科学会が作成中の

救急で亡くなる子どもの家族ケアの

ガイドラインの監修をさせて貰った。

 

有り難いことに、

あゆみのとき、こうだといいのに

と思ったこと、ぜんぶ書かれていて

時代が移り変わっていくのを感じる。

 

私がほしかったのは、情報。

搬送後、治療室での状況が分からず

何時間も待つだけだったが

子どもの状況を小まめに教えてくれたり

質問にも答えてくれる人が

家族に着くようにようになるだろう。

 

子どもと引き離されたままにもならず

治療室に見に行かせて貰ったり

子どもに声かけたり、手を握ったりも

させて貰えるかもしれない。

 

治療が最優先であることは

親は重々承知だが

このまま離れたところにいたまま終わると

淋しい思いをさせた

という思いを後々もち続けてしまう。

 

入院もなく終わってしまうと

何が起きたのか

どんな治療を受けたのか

理解できないまま過ごす人も多く、

もう一度説明を聞いたり、

困っていること(きょうだい育児など)の

相談に乗ってもらったりも

普通にできるようになるかもしれない。

 

当時の私に

「かないそうでよかったね」

と言ってあげたい気分。

 

ところが、

医療とは、全国一律ではなくて

それらすべて得ていたご遺族も

すでに存在する。

すごい病院。