お母さんが優しくなると体はしんどくなる

2026/04/11

「ゲームばっかりしてたら目が悪くなる」

と強い口調で言う母親の言葉から

その子は感じ取った。

「けんさ、よかったんだ。」

 

作文にはこんなことを書いたことがある。

「びょうきがわるくなると、

おかあさんはやさしくなります」

 

深刻な病気で闘病する子どもは

病状を詳しく知らないことがある。

小さいからではない。

治る病気なら、小さくても親は教える。

治らない病気でも、

その病気と一緒に生きて生きていくために、

むしろ一緒に生きて生きやすくなるために

病気について教える。

 

けれども、治らないし

生きることは難しいと知らされた親は

先のことを子どもには言えない。

 

先を見つめるより今を大事にするお母さんが

「目が悪くなるから」

と先々を案じる姿には

病気が治ると信じている姿が伺える。

 

親は、言わないだけで

奇跡は「ある」と信じるし

治る!治す!と

ずっと念じ続けている。