正論で返されてしまうと何も言えなくなる

2026/07/11

一昨日の、「きょうだい児」さんの続き。

障害をもつ子のきょうだい児が、

我慢したり悩んだりしながら成長するなかで

「ネガティブな感情を当事者以外の人に伝えると、

『でも、きょうだいなんだから助けないと』

など、正論で返されてしまうことが多くて」

 

あー、そこ言われるんや。

遺族の場合と似ている。

「悲しんでたら亡くなったお子さん心配するよ」

「親が前向きに暮らすことを望んでるよ」

など、これは正論というより

見ている側が安心できるようなこと。

言い返しようがない点においては

正論に近い。

 

「やっぱりきょうだい児同士でしかわからない

本音を言える場所が必要なんです。」

 

このあたりも遺族と共通。

私たちも「つどい」や非公開の掲示板で

当事者同士、本音を言い合える場所を設けるが

私たちは、大人。

彼らは未成年だったり、子ども。

 

大変だなあ。

親も未熟、と私は書いたが、

その未熟な親だけを指摘するのも

違う気がして

やはり社会の構造が、子どもへも大人へも

本人たちの問題、

と片付けていることが問題なのだろう。

さまざまな「当事者」にとって。