亡くなった子へのお年玉

2019/12/29

子どもを亡くした人にとってつらい年末年始、の続き。

 

そうして、お正月を迎えると、

喪中の年は静かに過ごせたとしても、

次の年からは、普通にお正月。

 

子どもたちには、お年玉をあげたり、もらったりする。

このお年玉、亡くなった子にもくれた親戚がいる

という話を聞き、何と優しい、と思った。

 

そしたら、私の親戚も、くれた。

ダイちゃんに、とお年玉の袋に入れて。

あゆみちゃんに、と黄色い水引のかかった御供の袋に入れて。

 

んー。フクザツ。

あゆみも、可愛いお年玉の袋でいいんじゃね?と私は思ったが

でも、相手は私を読めないわけだ。

亡くなってるのに、こういう袋、余計につらくなるじゃない!

なんて思うかもしれない。とか考えるわけだな。

 

わかるよ、ムズカシイこと。

あげたい気持ちと、どういう方法が適切か、

両方そぐうのは、非常にムズカシイだろう。

 

普通でいいんだよ、ってこっちは思うも

遺族の普通が、一般の普通とは違うことも、一杯あるし

とにかく、相手の気持ちを100と考えようと、思って

もらってきたあゆみのお年玉(御供)。

とうとう大学卒業の年が過ぎたので、今年でおしまい。

また1つのことが終わった。