仕事中も扱いにくい自分

2020/05/08

職場復帰していく方々を垣間見ながら

自分のときのことを思い出した。

 

前にも書いたが、私は子どもと関わる仕事をしていた。

ピアノのレッスンを中心に、下は4才~大人まで。

発表会が目前だったので、早々に復帰する。

否応なしに、であることが良かったと思った。

新しい職に就くのは無理な状態だったが

ずっとしてきた仕事であれば

気を引き締め、集中する時間が、いくらか持てる。

 

赤ちゃんだったあゆみと、4才と重ねることはなく

ただ真摯に、忠実に、仕事に向かい、

私にはそれが一番で、十分だったのに、

思いがけず、かき乱されていった。

 

「あゆみちゃん、見てくれてますから」

は、よく保護者から言ってもらったが、私には

大きなお世話だった。

 

なぜだろう?

あゆみのことを、私より知ったかで言われると?

見守りたかったのは、こっちのほうだから?

なんだか「よし」としているようだから?

ワカラナイ。

よくわからないのだけれど、乱れた。

 

一番ハア?と思ったのは

「娘だと思って指導してください。」

思うかよ。

あんたの子だろ?貸していらねーし。

 

どの子も大事にしていた。

でも、その親に対しては、相手の出方によって

牙をむくような自分が、嘆かわしく、

やはり乱れた。

 

反応し過ぎる。

扱いにくい。

 

自分のようなやつが、身近にいたら

困ってしまうだろう自分を、感じていた。