「いくつになっても子は子」と言うものの

2020/10/17

昨日話したお母さん、こんなことも言われていた。

兄が亡くなり、ストレスを蓄積してきたと思う。

これからは、もっと楽に生きてほしい、と。

 

きょうだいの死は、

子どもにとっても悲しい、淋しいものだが

子ども同士の場合、亡くなった子に替わる必要は、実質的にはない。

けれども、大人同士となると

長男に替わって次男が背負うものがでてくる。

家業があれば、後継ぎ問題など。

 

後を継いでくれた一人息子さんが、亡くなり、

高齢のお父さんが、また家業に従事、という方もいた。

つらいだろう、と思うが

悲しみを口にされないなあ、と思っていたら

お嫁さんが、一切泣き言を言わない方だそうで。

 

そうか・・・

子どもは、結婚したら、一番近い人は配偶者になるのだな。

その人ががんばっているのに、

その人の足を引っ張るようなことは

という意識が必要になるかもしれない。

 

当会は、「大きな子」の親御さんもたくさんいるが

独立以前の子どもの家族会なので

結婚後の子どもを亡くす親の立場や、気持ちは

わからないことが多い。

いくつになっても、子どもは子ども、なのだけど。