その言葉は助けになるか?ならないか?

2020/12/03

会報を作りながら、さらに思い出した。

助けになったか、ならなかったか、の言葉について。

 

悲しみが深かった頃、

「私にできることがあったら、いつでも言って」

と言ってもらって、

ああ頼れるんだ、この人には助けてもらえる

と思った。そう思えただけで、私は頑張れた。

が、このことを仲間に言ったら、

「ナニなら頼れるのか助けてもらえるのか、分かりにくい。

ナニならできるから、と言ってくれるほうがいい」

と言われたことがあり、なるほど、と思った。

 

私の場合は、実際に頼るつもりは、なかったのかも・・・

彼女は、実際に助けて貰うつもりだったのだろう。

どっちがかわいい?

彼女に決まってる。

 

私、人に頼るのが、得意でないんだよ。でも、

「お気持ちだけいただいておきます」

と言う大人っぽい言葉、

あれ自分が言われたら、あらら、とがっくりくるのに。

 

さらに彼女はこう言った。

「助けてもらいにくい言葉は、助けになってないよ」

うん!たしかに。

 

つまり、私が言われてぜんぜん嬉しくなかった言葉

「影ながら応援しているから」

に等しい。

 

「影ながら応援している」が良かった人も

きっといるから、この言葉は存在し続けているのだろう。

応援なら姿が見えるところでしてよ、と私は思ったよ。

 

「できることがあれば、いつでも言って」の人は

すでに応援しているように思う。

「影ながら応援してるから」の人は

実際は応援していないような気がするー

「応援している」と本人は言ってるけど。