見ず知らずのお父さんに導かれた頃

2022/04/05

昨日から、「小さないのち」を作るまでのことを

いろいろ思い出した。

また別の日には、こんなこともあった。

 

子どもを亡くした親の会が、大阪にもあると聞き

教えてもらった番号に、電話してみる。

すると、男性の声で、なにかの会社名を言われた。

かけ間違えた、と思ったが

念のため、番号を確認したら、

子どもを亡くした会で、合っていると言われた。

 

じゃあ、さっきの会社名は何??

 

その方は、お子さんを亡くされたお父さんだった。

かかってくるかもしれない電話番をするため

会社の番号を、公開してくれていたのだ。

平日のお父さんのほうが、

確実に、仕事場で電話に出られるから、と。

 

なんと有難いこと。

仕事中にもかかわらず

次の集まりの日や、場所を教えてくださった。

そして

「つらいでしょうが、どんなにつらくても

少しずつ耐えられるようになりますから」

という言葉をくださった。

 

私は、集まりに行ったら

このお父さんに会えるのだ、と思って、行ったが

お父さんは来られていなかった・・・

 

でも、お母さんが来られていた。

お父さんは、集まりは苦手だそうで

お父さんは、お父さんにできる役割を

しっかり担ってくださっているのだった。

 

このご夫婦の、お母さんにお会いしたのも

この1回だけだったが

お会いすることのなかったお父さんのことも

強く印象に残っている。

そして、この会は、ほどなく解散したようだ。

 

まだ道なき道をゆく私に

いろんな人が、やさしくしてくださった

そういう一つひとつのことを

生涯忘れることはない。