あの世での再会よりも不確かなことなのに

2022/08/04

今回のインタビューの、最後の質問は

死生観について、だった。

 

死生観?

よく日記にも書いているように

あんまり長生きしたいとは思ってません

亡くなってからのことは、、、

 

あれ?!

ここでアレを言うのが、お決まりなんじゃ??

「あゆみに会えるの楽しみ」とか。

 

言葉に詰まる。

私、ほんとは、あまり期待していないのかも。

 

このあたりも、出会う方々と、自分との違いだ。

お子さんを亡くされたほとんどの方が

また会える、と信じ

そのことを拠り所として生きていく。

 

私も、そういう会話をしてきて

同じように考えていると思っていたが

素直な気持ちで、ストレートに自分を語っていて

よくわからなくなってきた。

 

そして、予想外の方向に傾いていった。

死んで会えるより

私は、死んだら、もう一回生まれてきて

あゆみも生まれてきてくれて

また一緒に暮らしたい。

こんどは、ずっと一緒にいたい。

もう、絶対に、死なせない。

 

ここまで言うまでに

涙がドバドバ出てきたから

言い切るために、早口で押し出した。

 

もう一度生まれてきて、一緒に暮らしたい

という、ものすごく不確かなことを

心からの願い、として言うくらい

いまも、いまだに、受け容れられていない

わが子の死。