自転車をこぐ父と、後ろにいた3才姉に感服
2023/05/18週3回のジム通いは、先日も書いたように、
もともとプールのつもりが、
プールじゃ腰痛が起きないだけの筋肉はつきません!
と宣告され、
プールどころじゃなくなってしまい、
ひたすら、器械とマットの上でガンバっている。
楽しくない。
いやいや行っている
そんな道行きで、きょう
思わず笑みがこぼれる光景を目にした。
阪神間では誰でも知っている山手幹線、
交通量の多い広い道沿いを、自転車で走っていたら
前を走る自転車の、若いお父さんは、
前に2才の弟、後ろに3才のお姉ちゃん、
みたいな年頃の子を乗せて
保育園のお迎え帰りのようだった。
前に乗っている弟が、
しきりに振り向き、見上げ、
お父さんに話しかけている。
交通量が多く、聞えそうにないのに。
お父さんは、聞えなくても、笑顔で返し
聞こえなくても、その子は何度も父を見上げる。
そうしているうちに、お父さん、
右手を後ろに回し、姉に向けて振った。
君のことも、見ているよ
というサインだろうか。
姉は、父の手を取って、握り返していた。
弟は、相変わらず、ずっと父に話しかける。
そして、父は後ろにいる姉に手を振る。
姉は、父の手を握り返していたが、
何回目か、手を回したとき、
姉は握り返さず、
父の背を、ぽんぽん、と叩いた。
パパ、わかったから
あぶないから、いいよ、
のサインだろうか。
姉って、たいてい賢い。
よく、「小さいおかあさん」と言われるが
まさに、この子だと思った。
お父さん、お仕事帰りに、大変だけど
もっとも幸せな時期だなあ。
きっと奥さんも、お幸せ。
あれ?きょうの私は、
なぜだか、
妬ましいような、ひん曲がった気持ち
ぜんぜん湧かなかったよ。
ありがとう。