生きて生まれて来れたのに負う困難
2024/02/14新生児の指4本切断
という見出しの記事が、昨日出た。
えっ、誤って指を切り落とすような処置って?!
と驚き、よく読むと
ぜんぜん違う経緯だった。
赤ちゃんは、1500グラム以下で生まれており
普通の赤ちゃんの半分くらい。
手の甲に針を刺し、管で栄養や薬を送っていた。
その管の入れ替えのとき
静脈に入れる針を、動脈に入れてしまったため
指が壊死し、4本、切断を余儀なくされた
というもの。
あーーー
赤ちゃんのことも、医療スタッフのことも
どちらにも胸が痛んだ。
あゆみも、生まれてすぐのとき
治療が必要だったため
手の甲から点滴していたので、驚いた。
こんな小さい手に針を・・・。
小さいと言っても、
記事の赤ちゃんの2倍の大きさだった。
小さい小さい手の血管に、針を入れるのは
難しいのだろう。
取り返しのつかないミスだが
赤ちゃんへの治療に、希望を失わないでほしいな。
極小で生まれる赤ちゃん
生きて誕生することが、すごいと思うが
早く、小さく生まれたがゆえの
困難は併せ持っているかもしれない。
さらに、そのうえに、片手が不自由に。
この子が自立を果たすまで
誰が、どれだけ支えていけるのだろう。
賠償の金額しか思いつかない。
病院が入っている保険から
出来る限り多くならないものだろうか。
この子にかかわる大人が、社会が
まずできることとして、そこからだと思う。