「もっと不幸な人」を知らせて励ます

2024/10/05

昨日書いた、

奥さんと一人息子さんを次々と亡くされ

悲しみのどん底を知った人が

今、こんなに表情が明るいのは、なぜだろう?

と考えること、失礼だな、と思ったのは

どん底を知った「はずなのに」といった

型にはめた目で見てしまうこと。

もっと言えば、

ずっと落ち込んでてもおかしくないのに

といった、

思いこみの決めつけまで持ちかねないこと。

 

そういう偏見じみた目で

私たちだって見られてきた。

 

(思ったより元気そうだったりして)

「泣いていいのよ」と言われたときなんか

あら、あなたに勧められなくても

泣きたいときに泣きますー

と思ったりした。

 

もう一つ、思うことは、

私のときも、そうだったが、

もっと不幸な人はいる

と教えてくれること。

 

例えば、

「お子さん2人亡くした人も、私知ってる」

と教えてくれたときは

えっ、だから何??

と思った。

 

それは、大変だあ、と思うけど

だからと言って、私の悲しみが減ることはなく

別に比較してくれなくても、いい。

 

つらい人を励ますために利用される人

たまったもんじゃない。

 

先日の講師の体験談を聴きながら

「もっと不幸な人」の材料に

されそうで、されないな、

この人なら

と思った。