「残念ですね」と言葉をかけるの、どうだろう
2025/05/24お子さんなくなったあと接する職業は
いくつかあって、その方から尋ねられた。
かけて大丈夫な言葉。
お話しして知ったのが
その方もお子さんを亡くされていた。
えらいなあ、
当事者でありながら謙虚な姿勢。
「同じ立場なら、ほとんどの言葉
大丈夫と思いますよ、
お気持ちわかります、と言うのも、本当だし」
と言ったところで、さらに尋ねられた。
「残念ですね」
と言ったことについて。
んーーー。
個人差は大きいかも。
なくなったお子さんが、たとえば、
ずっと闘病がんばってきて
さまざまな我慢も、ずっとあって
十分過ぎるほどの闘いを越えて
「生き抜いた」
という思いが、親御さんにあったとして・・・
「残念」と言うと
ズレることがあるかも知れない。
極端な場合、
「別れはつらいけれど、残念な子じゃない」
となることも、あるかもしれない。
それでも、ずっと一緒にいたい思いは
親にはきっとあるだろうから
まったくズレることでもないか・・・
どうなんだろう。
考え込んだが、
やはり、かける言葉というのは
こちらの思い込みでかけるのは
あまりよくないように思う。
たとえ同じ立場だとしても
思いはそれぞれにあるもので、
先に言うより
相手の思いを聞いてから、言う
というのが
同じ立場では、むしろ大事かも。
言葉なんてなくても、わかる!
おんなじ!
といった感情が、
つい込み上げてしまうぶん。