トイレットペーパー騒動を思い起こしたマスク

2009/05/22

私が通う大学は、兵庫県西宮市にあり、
ダイキが通う高校は、兵庫県尼崎市にあるので
両市とも月曜日から学校が閉鎖している。
「おつかい行く〜」とか、普段あり得ないことを叫んでいるけれど、
高校生なので、ずっと閉じ込めている。

そして、マスクがない!
どこへ行っても、品切れ。
月曜日にインターネットで、予約販売のものを予約したものの
火曜日には予約サイトさえ閉鎖され、
どうしても欲しい人は、10倍くらいに値上がりした
1万円くらいのマスクなら手に入るみたい。

ダンナに、出先で見つけたらいっぱい買ってね、と頼んでいたら、
上手い具合にいっぱい見つけたらしい。
「らしい」というのは、実物を見ることはなかったから・・・。
いっぱいゲットしたマスクを、ぶら下げて取引先を回るうち、
どなたさんも、手に入らなくて気の毒だからと、
少しずつお分けしているうちに、ぜんぶなかったという。

コラ〜 ガキの使いじゃあるまいしっ!
もう一回探しに行ってくれたけど、
翌日には、マスクというもの、兵庫県から姿を消したらしい。

と思いきや、
大阪市内にあるダンナの会社の、すぐ近所の薬局で、
「マスク、早い者勝ち〜」みたいに売り出していたらしく
なんや、あるやん!と思ったら、甘かった。
3枚入り1,200円なり。
あり得ない〜〜〜
絹製ではありません。紙製です。

病人さんをお助けする薬局がですよ。
世間が不安にさらされている、こんな時期に
こういう物の売り方をするなんて。
私はこういうお店に、今後お世話にはなりません。

それにしても当会の会員さん、大したものだと思った。
インフルエンザ脳症の体験者が多数の会で、
混乱を来たす方が今のところ、出ていない。
「弱毒性」の文字を頼みの綱に、
冷静に動向を見守っているのだろう。
経験者だからこそ、なのかもしれない。
えらいなーと思う。