親も、兄も、がんばれそうなこと、がんばってみよう。

2010/01/30

学校から帰ってきたダイキが、何となくしょんぼりしているので、
言い過ぎたかな・・・
と思ったが、案の定、ボソボソっと、
「きょうは、あゆみの顔が何度も浮かんだ」
と言う。

昨日、ダイキと大げんかした。
というか、大暴れした。私が。
原因は、ダイキの成績。
ひどすぎたから。

私は、どうしても、頭の中が、こうなってしまう。
あゆみは、命が助かっていたら、最重度の障がいをもつ一生だった。
多くの人の手を借りただろうし、
育てる費用も、生きるための費用も、
家計費でまかなえるものでは、なかったに違いない。
それでも、家族は、生きてくれることを願い、
一緒にいれることに、感謝しながら、暮らしたと思う。

ダイキは、体がじょうぶ。
じょうぶな人間は、社会に貢献していかなければならない。
(たとえば、どこかで暮らすあゆみちゃんのような女の子が、
よりよく、暮らせるように、役に立つ、とか)

そのために、おまえは、健康をもらってるんだろ!
もっと真剣に、やらんかい!
分ってんのんか?えっ!
みたいに、襲撃してしまう。

ひどい成績が続くと、こうなってしまう。
知る人からは、それは可愛そうやわ、
と言われているし、
自分でも、どうかと思っているのだけれど
どうしても、このスイッチが、入ってしまう。

ダイキだけがんばれ、とは言いません。
オカンも、老体にムチ打って、がんばっていくから
おまえも、がんばれ。