あゆみの主治医が行ったところ

2010/10/21

また大好きな沖縄に行って
会員さん(ご遺族)と再会したり
遺族の支援活動をしてくださっている方々と話したり、
勉強会を企画させていただいたりと
充実した日を過ごすことができた。

今回お招きいただいた、沖縄県立中部病院というところは
日本で代表的な救急の研修施設だと、かねてより聞いていた。
あゆみの主治医は、あゆみを救急から看取ったことをきっかけに
救急の修行を積むために、この病院に移っていかれた。
その志に、当時、胸が熱くなったものだが
まさか10年経って、自分が、その病院に迎えていただけるなんて
思いもしなかった。
主治医はもう、そこにはいないけれど
再会するような気分だった。
テレビでみるERみたいな病院だった。

皆さんが、ほんとうによく話を聞いてくださった。
沖縄の人は、おだやかで、やさしい。
しかも、かなり、のんびりだと思う。
高速道路は、2車線あっても、追い越し車線だと思っていない様子。
ゆっくり並んで走ってる。

地元の人と、エスカレーターに乗る時
私は、さっと後ろ側に立ったのだけれど
その人が、横に来たものだから
あ、こっちでは、こっち側に立つのかな、と思い、寄ると
その人、また横に来るものだから
どっちに立てばいいの??? となっていると
並んで乗るものらしい。
エスカレーターなのに、自分で昇るのは、おかしいみたい〜

雨が降っても、傘をささないというから
ほんと、何ごとも、気にせず、動じず
のんびり、ゆったり、いいところ。

今回の沖縄、なんとなく
あゆみが行かせてくれたみたいな気がしている。