「会える」というのが一番うれしい

2013/05/24

久しぶりの東京のつどい。
家の中が、両親の介護まみれに一変して
家を離れられなくなっていたが
でも、やっぱり東京の仲間にも会いに行きたくて
思い切って、留守を頼んで出かけた。

Mちゃんのお母さんの顔が飛び込んできたとき
わーって、声を上げてしまった。
ほんとうに久しぶりで。

Mちゃんのお家には、Mちゃんが亡くなってすぐの頃
お母さんに会いに行った。
あまりに突然のわかれ というのが
どれほど過酷で耐え難いものであるかを
私はよく知っているので
とるものもとりあえず、お顔を見るだけでも
という感じで訪ねて行ったのだった。

ほんとうに辛いなかで迎えてくれたこと
温かい時間を過ごせたことを
ずっと大切な思い出として
私の心の中にしまっていたのだけれど
今回は、私がいま大変だから会いに来てくれたと聞き
胸がいっぱいになった。

東京までは遠いけれど
癒されに行ったなあ、と思う。

うちの会は、ボランティアグループでもサポートグループでもなく
自助グループ(メンバー全員が当事者で、当事者どうしで運営しているグループ)
だということを、何度も強調しているのだけれど
まったく、そうだと再認識した。

私が元気なときは、私は仲間のために
どんなことでもしたいと思っているけれど
いま逆の状況になっていて
ほんとうに、この会のいろんな人に、交互に支えてもらっている。
明日の大阪のつどい、さえ、大阪のメンバーに。