お年寄りにばかり目がいき

2019/07/24

前回書いた自信のなさ、のようなこと

子どもを亡くした親に少なくないと思う。

たとえ、そんな風に思わないほうがいいよ、とか

人から言われたところで、あまり変わりようがなく

今回は、自分でも、相変わらずだなあと思った。

 

で相変わらず、なのか?と考えると

いや、このごろ特に、自信がなくなっている。

たぶん理由は、

大病院の外来に行くたびに目にする光景。

 

手や足を骨折している高齢女性の

車いすを押してくれているのが、大抵、娘さん。

病院に連れて来てくれるだけでなく

家でも全介助だろう。

母の車いすを押して通院したことや

家で、いろいろとお世話していたことも蘇る。

 

でも、私には、いないんだなあ。娘は・・・

 

そんなこと、わかりきったことで

今更落ち込んでも仕方ないのに

実は、ダブルなのだ。

 

今はいないけど、私にも、いたんだよ~

この子みたいな、可愛い女の子

と思って、周りの光景を見ていたはずが

急に、高齢女性にばかり目がいき、

私にはいないけど、と思う事と、思い方が、

えらい年寄りじみていることに

滅入っているのだと思う。

 

あかんあかん。

気を確かに持たないと

恐ろしくイタイ手術に耐えられぬ。