まずくて煙たかった

2019/07/26

まずかったのは、ワタと種。

煙たかったのは、皮。

 

知人が家庭菜園を始め、

初めて収穫できたゴーヤを届けてくれた。

1本だけ。

この貴重な1本、丸ごと味わえなかった。

 

テレビで、「ゴーヤのワタと種は、みそ汁に入れたら最高!」

と言いながら、タレントが食べているのを興味深く見た。

「ワタはふわふわ、種はコリコリ」「食べてて楽しい」

とまで言っているので、買ってみようと思っていたら

1本届いた!

貰うなりチャレンジ。

 

え~~~ どこが?

ワタはビミョー

種は、マズいとしか言いようがない。

いや、えぐい、渋いと言おう。

 

残るは皮で、お決まりのゴーヤチャンプルに。

仕上げに卵を流し込んだところで、下で、

えらい音がしたので見に行く。

階下にいるのは、例の、兄の「一座」。

例の、物干し台をひっくり返した音だった。

 

なあんだ、と部屋に戻ると、

やっちまった。

フライパンの火、消すの忘れてた。

 

フライパンごとテーブルに置いて、

スプーンで、上半分、すくって食べよう、と。

あかん。食べれなくはないけれど

苦いんじゃなくて、煙たい。

 

お願い。もう1本ください。

収穫待ってます。