まだまだ知らない日本語

2019/08/17

入院から2週間が過ぎた頃、
この頃合いで付けてくれたのか?
お盆だから、なのか?
夕食に、綺麗なカードが付いていた。金魚がひらひら泳ぐ色鮮やかな。

一日も早いご快復をお祈り申し上げます。  栄養管理部

ここにある快復という言葉、
私は使ったことがなく、回復しか知らなかった。
それで、まず思いついたのがグリーフの解説の一文。

回復とは、元の状態に戻ること。
だからグリーフは回復を目指さない。悲しみが消えてなくなることはないから。
目指すのは適応。

それで思った。
このカードを贈ってくれた人々は、
元に戻ることではなく、少しでも楽になることや、今の苦痛が和らぐことを祈ってくれているのだな。
入院患者には、治らない、元には戻らない患者も大勢いるから。

さすがだ、と思い、
念のためググってみた。
そしたら びっくり。
快復は、すっかり治ることで、
回復には少し良くなることを含む。
私の想像は外れ、逆だった。

また快復は、病気に限って使う ということも私は知らなかったので、
偉そうなことは言えない。
まだまだ知らない日本語は、たくさんある。
日本語の扱いはむずかしい。

カードは、
気分が和らいだので手元に残している。