なかなかトイレに行けない病院

2019/08/19

姑が以前入院した病院は、
こけて動けなくなったのが日曜日だったので、選べなかった。

気のキツい姑ゆえ、脱走を図ったことも。
脱走はいけません。
入院中は規則を守らないと。
でも気持ちはわからなくもなかった。

例えば、ナースコールを押しても
なかなか来てもらえない。
来ても、すぐにはトイレに連れて行ってもらえない。
「行ったでしょ」って。
続けて行きたい時もあったりするでしょう。

家族にも、「さっき連れてったから
」と、まあ裏表はないのだが、唖然となる。
追加はオムツにしとき、ってことなのか?理解できなかった。

先生のお顔はわからず、
昼間に頼めば時間をとってもらえたかもしれないが、
来るように言われなかったのと、
平日は仕事終わりにばかり行っていたら、
退院まで一度も顔を会わせることがなかった。
同意書だけでことが進み、
姑が退院を早く早くと言うので、
少し歩けたら、退院した。

でも、またこけて、
そのとき搬送された病院は、とても良かった。
建物がぼろぼろだったので、いやな予感がしたが、
姑はものすごく良くしてもらった。
人は見かけによらない
というのと同じだ。

ちなみに、脱走を図ったとき、
お金を持っていなかったが、
車椅子で1階まで行けばタクシーが止まっていると思っていたらしい。
実際は、エレベーター前で見つかり、確保。
タクシーが止まっていることは、まずなく、全力で下まで行って力尽きたら、大ごとだった。

退院してもらいますよ!!
ときつくお叱りを受け、
家族は「はい 二度と」と謝るが、
姑はプイと横を向いたまま
望むところだい!的な態度。
その気のキツさ、生きる力でもあり、
多分100才までいけると思う。